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2026.08.22

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「高気密・高断熱」って何がいい?家づくりで知っておきたい省エネ住宅の基本

家づくりを考えていると、「高気密」「高断熱」「省エネ住宅」といった言葉を目にする機会が増えてきました。

なんとなく「性能が良さそう」というイメージはあっても、

「実際に何が違うの?」
「光熱費は本当に変わる?」
「夏や冬の暮らしやすさにも関係する?」

と、詳しいことまでは分からない方も多いのではないでしょうか。

これから長く暮らす家だからこそ、間取りやデザインだけでなく、家そのものの性能にも目を向けておきたいところです。

今回は、これからの家づくりで知っておきたい「高気密・高断熱」と省エネ住宅についてご紹介します。

そもそも「高断熱」とは?

高断熱とは、簡単にいうと「外の暑さ・寒さの影響を受けにくい家」のことです。

住宅では、壁や床、天井、窓などから熱が出入りします。

断熱性能を高めることで、外気温の影響を受けにくくなり、室内の温度を保ちやすくなります。

たとえば夏。

外が暑いからといって、家の中まで同じように暑くなってしまうと、エアコンを長時間稼働させることになります。

反対に、冬は暖房で暖めても熱が逃げやすければ、なかなか快適な温度を保てません。

断熱性能を高めることは、こうした「外気温に左右されにくい住まい」をつくるための大切なポイントです。

「高気密」は何のため?

高断熱と一緒に聞くことが多い「高気密」。

こちらは、住宅の隙間をできるだけ少なくして、家の中の空気が意図せず出入りするのを抑える考え方です。

断熱材をしっかり施工していても、住宅に大きな隙間が多ければ、せっかくの断熱性能を十分に活かせない場合があります。

そのため、

「断熱性能を高める」

だけでなく、

「家の隙間を少なくする」

ことも重要になります。

高気密・高断熱は、どちらか一方だけではなく、セットで考えることが大切です。

光熱費にも関係する「省エネ性能」

住宅の性能を考えるとき、「快適さ」だけでなく「エネルギーの使い方」も重要です。

断熱性能が高く、室内の温度を保ちやすい住宅では、冷暖房のエネルギー消費を抑えることにつながります。

もちろん、実際の光熱費は住宅の性能だけで決まるものではありません。

家族構成や生活スタイル、使用する設備、電気・ガスなどの料金によっても変わります。

それでも、家を建てた後に長く続く「暮らしのコスト」を考えるうえで、省エネ性能は見逃せないポイントです。

2025年から新築住宅の省エネ基準適合が義務化

住宅の省エネ性能は、これからさらに重要になっていきます。

2025年4月以降に着工する住宅などでは、省エネ基準への適合が義務化されています。

これは、これからの新築住宅において、一定の断熱性や省エネ性能を確保することが基本となったということです。(国土交通省⁠)

さらに、国は2030年までに省エネ基準をZEH・ZEB水準へ引き上げることを目指しています。

つまり、これから家を建てるなら「今の基準を満たしているか」だけでなく、「長く住む家としてどんな性能を選ぶか」という視点も大切になってきます。

省エネ住宅は「我慢する家」ではない

省エネと聞くと、

「電気をなるべく使わない」
「エアコンを我慢する」

といったイメージを持つ方もいるかもしれません。

でも、本来の省エネ住宅は、我慢することだけが目的ではありません。

家そのものの断熱性能を高めたり、効率の良い設備を取り入れたりすることで、快適な室内環境を保ちながらエネルギー消費を抑えることを目指します。

「暑いから我慢する」
「寒いけど暖房をつけない」

ではなく、

「そもそも暑さ・寒さの影響を受けにくい家にする」

という考え方です。

家づくりでは「窓」も重要

断熱というと壁や天井を思い浮かべる方も多いですが、窓も重要なポイントです。

窓は光や風を取り入れられる一方で、住宅の熱の出入りにも関係します。

そのため、窓の大きさや配置、ガラスやサッシの性能なども、住まいの快適性を考えるうえで確認しておきたい部分です。

大きな窓を設けて開放感を出したい。

でも、夏の日射や冬の冷気も気になる。

そんな場合にも、間取りや方角、窓の性能などを含めて計画することが大切です。

「デザイン」と「性能」はどちらも大切

家づくりでは、

「おしゃれな家にしたい」

という気持ちも、

「快適に暮らせる家にしたい」

という気持ちも、どちらも大切です。

性能を重視するとデザインを諦めなければならない、というわけではありません。

間取りや素材、窓、設備などをトータルで考えることで、デザイン性と暮らしやすさの両方を目指すことができます。

家は完成した瞬間がゴールではありません。

そこから何十年も暮らしていく場所だからこそ、「建てるときの費用」だけでなく「住んでからの快適さやコスト」まで考えておきたいものです。

これからの家づくりは「性能」も選ぶ時代へ

家づくりでは、間取りや外観、キッチンなど、目に見える部分に注目しがちです。

もちろん、それらも毎日の暮らしをつくる大切な要素。

そこに加えて、

  • どれくらい断熱性能があるのか
  • 気密性はどう考えられているのか
  • どんな省エネ設備を採用するのか
  • 夏や冬に快適に過ごせるのか
  • 長く暮らしたときのコストはどうなるのか

という「家そのものの性能」にも目を向けてみましょう。

住宅の省エネ性能は、2024年4月から販売・賃貸時の広告などで表示する制度も始まっており、性能を比較しながら住まいを選ぶための環境も整えられています。(国土交通省⁠)

家づくりは、人生の中でも大きな選択のひとつ。

見た目だけではなく、そこで暮らす家族が長く快適に過ごせるかどうか。

そんな視点から、住まいの性能について考えてみるのもおすすめです。

次の住建では、家族の暮らし方や将来の生活まで考えた住まいづくりを大切にしています。

「どんな家が自分たちに合っているのか分からない」という段階からでも、家づくりについて一緒に考えていきます。